シーンやイメージに合った封筒選び!封筒の紙色について

封筒

請求書、納品書、挨拶状、お詫び状など、ひとつの企業が毎月おくる郵便物は多岐にわたり、その数は相当なもの。

その書類を運ぶ封筒は、相手がまず目にするあなたの会社の印象と言って良いでしょう。特に会社のロゴを印刷した封筒であれば、名刺代わりとも考えられます。

今回は一般的に使われている封筒の色と、カラー封筒についても解説していくので、ぜひあなたの会社の封筒選びの参考にしてみてください。

実際にカラー封筒の種類や、紙の品質について知りたい方は、
封筒印刷製作所にまで、お気軽に相談ください。

一般的に使われる封筒の紙色【茶色】

茶色の封筒

事務用の封筒として真っ先に思い浮かべるのが茶色の封筒、いわゆる茶封筒ですよね。なぜこの茶封筒がビジネスシーンで広まったのでしょうか。

クラフトの特徴

茶色の封筒はクラフトと呼ばれています。企業活動で封筒を使う場面は非常に多く、毎月の請求書、納品書、各種書類の発送には大量の封筒を消費します。したがって、コスパがよく、丈夫であることは非常に重要なポイントです。

注意すべき点

封筒にプリンターで宛名などを印刷する際に、封筒によってはインクがにじむことがあります。昔に比べると質がよくなり、にじみが少なくなったようですが、やはり次で紹介するケント紙などと比べるとにじみが出る可能性があるようです。

また、プリンターでの印刷時にすべってしまい、うまく紙送りができない場合もあるようです。

もうひとつ注意したいのが、宛名などを印刷したり書いたりするインクの色です。クラフト紙は、メーカーや型番によって晒処理の程度が違い、濃い茶色もあれば、薄い茶もあるといったように色の濃度が違います。

ですから、濃いめのクラフトに薄い色のインクで印刷すると文字が見えにくくなってしまうこともありますので、気を付けるようにしましょう。

一般的に使われる封筒の紙色【白色】

白色の封筒

茶封筒に次いで、白い封筒もビジネスではよく使われます。

ケント

白色の封筒はケントと呼ばれます。英国のケント州発祥であることから、この名前がついたそうです。ケントもクラフトと同じパルプを原料とする紙ですが、ケントは見た目を美しくするために漂白処理を行っています。

クラフトに比べて上品で改まった感じを与えてくれるため、案内状や挨拶状など大切な書類を送るときに使うケースが多いようです。

印刷しても色が映えるため、結婚式の招待状など美しいデザインを重視する印刷物に適しています。

注意すべき点

ただし、クラフトに比べると価格が高いのがネックです。

大量かつ事務的に発送する書類はクラフト、大切なお知らせや案内状などはケント、というようにシーンによって使い分けるのが賢い方法といえるでしょう。

こだわりたい封筒の紙色!カラーの封筒を使うなら

様々な色の封筒

ビジネスで使う封筒はクラフトかケントでなくてはいけないということはありません。カラーの封筒を選んで、会社の個性を表現するのも良い方法です。

カラーの封筒を使う理由

会社に毎日届くたくさんの郵便物の多くは、おそらく茶色か白の封筒でしょう。そのなかで、ひときわ目を引くカラーの封筒があれば、目に留まりやすく、印象にも残りやすいはず。

自社の企業イメージを相手に伝えるには、封筒の色で表現するのがとても手軽で効果的です。

特に医療系や美容系のクリニックなどでは、パステルカラーの封筒を使い、清潔でやわらかなイメージを演出しているところが多いようです。

カラーの紹介

カラー封筒の色は、ビビット系からパステル系まで幅広くありますが、自分の会社がどのようなイメージを与えたいのかを考えて選ぶようにしましょう。

ブルー

空や海、水などをイメージさせるさわやかな色で、万人に好まれる色ともいわれます。誠実でクリーンなイメージを出したい場合に最適です。また清潔感があるので、医療系のサービスを扱う企業やクリニックなどにも良いでしょう。

ピンク

やわらかく優しいイメージを与えられます。女性に好まれる色でもあるので、女性向け商品を扱う企業が使用することも多いようです。また、あたたかみを感じられるので、介護系の企業などにも適しています。

イエロー

元気で明るいイメージなので、子供や若年層向けのサービスを扱う企業に適しているのではないでしょうか。生命力を感じさせ、前向きな印象の色でもあり、食品関連の企業にもおすすめです。

グリーン

いきいきとした活力を感じさせる色です。ナチュラルな雰囲気もあるため、造園などの自然にかかわる企業が使うことも多いようです。さわやかで誠実な印象を与えられるので、どんな業種でも使える色ではないでしょうか。

まとめ

封筒には、書類を守って安全に届けるという役割がありますが、書類を送るためだけのものととらえるのはとてももったいないことでしょう。

送った相手にどのような印象を与えたいかを考えて封筒を選べば、企業イメージをアップさせ定着させるツールとして、最大限活用することができるのです。

特にこれから起業を考えている方は、企業のロゴやイメージカラーの検討に合わせて、封筒などの事務用品選びをすることをおすすめします。

どんな封筒カラーにしたらいいか、実際に欲しい色があるのかどうか。
手にとって確認したいという方は、お気軽に封筒印刷製作所まで問い合わせください。

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