【比べてみました】気になるメール便を徹底比較!

封筒

事務仕事をしていると、書類や荷物、商品など様々な発送作業があります。そういった発送作業の際に、メール便という言葉をよく耳にしませんか?

送料が安いということはなんとなく分かっていても、詳しくは理解していない方も多いのではないでしょうか。

メール便は1社のサービス名であると思われがちですが、じつは運送会社各社がそれぞれに同じようなサービスを用意しており、その総称なのです。

会社によりサービス名や規定のサイズ、料金等も違うため、調べて比較するのも一苦労です。

そこで今回は代表的なメール便について利用方法をまとめました。
メール便の導入にぜひお役立てください。

メール便とは?

書類やカタログといった小型で軽量の荷物をメインとしたサービス
大きな特徴は、郵便受けへのポスト投函です。

通常の宅配便のように、玄関先での荷物の対面による引き渡しや、宅配ボックスに入れて配達完了となるものではなく、受取人の郵便受けなどに入れることによって配達が完了するシステムです。

宅配便のような日時指定はできませんが、その代わり安価な送料設定となっています。

このサービスを行う代表的な会社を並べてみました。

  1. 日本郵便
    ゆうメール ゆうパケット
  2. ヤマト運輸
    ネコポス クロネコDM便
  3. 佐川急便
    飛脚メール便

これらのサービスを総称してメール便と呼ばれています。

それでは選ぶ際にはどのサービスが自分に合っているのでしょう。
各社サービスごとに、その内容や特徴などをご紹介していきます。

「日本郵便」ゆうメール

日本郵便が提供しているサービスで、1kgまでの冊子になった印刷物やCD・DVDを安く届けることができます。

※信書や印刷されていないもの(手書きのもの)は送ることができません。

荷物の大きさ

1kgまでの荷物を送ることができます。

長辺:34cm以内
短辺:25cm以内
厚さ:3cm以内

料金

150gまで:180円
250gまで:215円
500gまで:310円
1Kgまで:360円

注目ポイント

郵便ポストに投函して送ることができます
郵便窓口、郵便ポスト、どちらからでも送ることが可能です。
着払いも可能です。

気を付けるポイント

郵便窓口に差し出しの際は、次のいずれかの方法で内容品を確認できるようにしなければいけません。

  • 封筒または袋の納入口などの一部を開く
  • 包装の外部に無色透明の部分を設ける
  • 内容品の見本を郵便局で提示する

「日本郵便」ゆうパケット

日本郵便が提供しているサービスで、ゆうメールによく似たサービスですが、送ることができる物品の範囲が広く様々なシーンで利用できます。

荷物の大きさ

1kgまでの荷物を送ることができます。

長辺:34cm以内
短辺:決まりなし
厚さ:3cm以内
全ての辺の長さが60cm以内であることが条件

料金

厚さ:1cm以内 250円
厚さ:2cm以内 310円
厚さ:3cm以内360円

注目ポイント

荷物の厚さに応じた3段階の料金設定になっています。そのため、遠方への発送でも料金が高くなることがありません。

郵便ポストに投函して送ることができます
もちろん、郵便窓口からの差し出しも可能です。
着払いもできるようになっています。

荷物の追跡サービスがついていますので、配送状況を確認することができます。

「ヤマト運輸」ネコポス

ヤマト運輸が提供するサービスで、小さく軽量の荷物を宅急便レベルの翌日配達で、受取人のポストに投函できます。

荷物の大きさ

1kgまでの荷物を送ることができます。

長辺:31.2cm以内(23cm未満は不可)
短辺:22.8cm以内(11.5cm未満は不可)
厚さ:2.5cm以内

封筒で送る場合は、角A4サイズの封筒で送ることができます。

料金

全国一律上限385円
※数量などの諸条件に応じて顧客ごとに料金が決められるシステムです。

注目ポイント

法人や個人事業主のみが利用できるサービスとなっています。
個人利用の場合は、ヤマト運輸と契約のある個人間取引サイトを利用の方のみ使うことができます。

「ヤマト運輸」クロネコDM便

ヤマト運輸が提供するサービスで、カタログやパンフレット、チラシを日本全国へ送ることができます

ネコポスに比べ、お届け日数がやや多くかかります

400km圏内:翌々日
400km圏以上:4日目(発送日を含む)※一部地域を除く

荷物の大きさ

1kgまでの荷物を送ることができます。

長辺:34cm以内(23cm未満は不可)
短辺:決まりなし(11.5cm未満は不可)
厚さ:2cm以内
全ての辺の長さが60cm以内であることが条件

料金

全国一律上限167円
※数量や出荷形態などの諸条件に応じて、顧客ごとに料金が決められるシステムです。

注目ポイント

法人や各種団体、個人事業主のみが利用できるサービスとなっています。

「佐川急便」飛脚メール便

佐川急便が提供するサービスで、雑誌やカタログなど、特に受領印を必要としない荷物を1冊から発送できるサービスです。

荷物の大きさ

1kgまでの荷物を送ることができます。

長辺:40cm以内
短辺:決まりなし
厚さ:2cm以内
全ての辺の長さが70cm以内であることが条件

料金

300g以内:168円
600g以内:220円
1Kg以内:325円
全国一律料金

注目ポイント

法人のみの利用に限られます。
一部地域を除き、3〜4日程度で届けられます。

サービスごとに比較してみました

サービスごとに比較してみました

各サービスをまとめると次のようになります。

サイズの比較

ゆうメール重さ:1kgまで長辺:34cm以内
短辺:25cm以内
厚さ:3cm以内
ゆうパケット重さ:1kgまで長辺:34cm以内
短辺:決まりなし
厚さ:3cm以内
全ての辺の長さが60㎝以内
ネコポス重さ:1kgまで長辺:31.2cm以内(23cm未満不可)
短辺:22.8cm以内(11.5cm未満不可)
厚さ:2.5cm以内
クロネコDM便重さ:1kgまで長辺:34cm以内(23cm未満不可)
短辺:決まりなし(11.5cm未満不可)
厚さ:2cm以内
全ての辺の長さが60㎝以内
飛脚メール便重さ:1kgまで長辺:40cm以内(23cm未満不可)
短辺:決まりなし(11.5cm未満不可)
厚さ:2cm以内
全ての辺の長さが70㎝以内

料金の比較

ゆうメール150gまで
250gまで
500gまで
1Kgまで
180円
215円
310円
360円
ゆうパケット厚さ1㎝以内
厚さ2㎝以内
厚さ3㎝以内
250円
310円
360円
ネコポス1Kgまで全国一律上限385円
クロネコDM便1Kgまで全国一律上限167円
飛脚メール便300g以内
600g以内
1Kg以内
168円
220円
325円

特徴の比較

ゆうメール

送ることができるものが限られますが、安価な設定となっています。ゆうパケットと迷った場合は、ゆうメールで送れる物品であればこちらを選んだほうが安価になります。

ゆうパック

送付可能な物品の種類が多く、幅広く対応できます。荷物の追跡サービスもあり安心です。個人利用ができるため、契約なしにすぐ利用することができます。

ネコポス

最短翌日に配送されるため、配達日数を重視する場合にはこちらを選ぶといいでしょう。

クロネコDM便

配達日数がややかかるものの、料金が非常に低く設定されているため、送る物品が合えばとても安価に送ることができます。

飛脚メール便

クロネコDM便と似ていますが、こちらの方が若干大きな荷物を送ることができるようです。送る物品が適合していることが条件ですが、300g以内で、ややかさばるような荷物の場合はこちらがお得になるかもしれません。

まとめ

どの会社のサービスも、送り先のポストに投函ということは同じですが、サービス内容は様々であることが分かりました。

  • 送るものは何か
  • どのくらいの大きさ・重さになるのか
  • どのくらいの日数で届けたいのか

まずは、送りたいものについて希望を洗い出ししてみると、ご自身にぴったりのサービスが見つかるかもしれませんね。

各社のサービスを比較して、お得に荷物を送りましょう。

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