大きい封筒は用途ごとに使い分けよう!効率的な活用方法を一挙ご紹介!

大きい封筒は用途ごとに使い分けよう!効率的な活用方法を一挙ご紹介! 封筒

普段何気なく使っている封筒ですが、A4サイズやB5サイズを入れるのに適した封筒があることはご存じでしょうか?

単に封筒と言っても、「角2号」や「ながさん」などの専門用語や略称語などが溢れており、効率的に理解できない、なんてこともあります。

そこで今回の記事では、そんな封筒の中でも大きいサイズの封筒の用途ごとの使い分けなどについてご紹介していきます。

封筒のサイズとは?

封筒のサイズとは?

まず、封筒のサイズについてご説明していきます。

封筒は主に「長形封筒」「角形封筒」「洋形封筒」の3つの種類に分類できます。

一般的に「xx形○号」の「○号」の数字が大きくなればなるほど、封筒のサイズは逆に小さくなりますので注意しましょう。

基本的にビジネスシーンなどのフォーマルな場面では、「長形封筒」と「角形封筒」を利用します。

名称 読み方 サイズ(㎜) 規格
A4 そのまま
角形2号(角2) かくに 240×332 定形外
角形A4号(角0) かくえーよん 228×312 定形外
A4 2つ折り 長形1号(長1) ながいち 142×332 定形外
A4 3つ折り
長形3号(長3) ながさん 120×235 定形
長形6号(長6) ながろく 110×220 定形
長形13号(長6) ながじゅうさん 105×235 定形
A4 4つ折り
長形14号(長6) ながじゅうよん 95×217 定形
長形40号(長6) ながよんじゅう 90×225 定形

上記の通り、A4サイズを折らずに使用する場合には「角形封筒」を用いて、2つ折り以上にする場合には「長形封筒」を用いるとご理解ください。

A4サイズがそのまま入る角形封筒とは?

A4サイズがそのまま入る角形封筒とは?

角形封筒とは、書類を折らずに入れることのできるタイプで、和封筒に比べると横が長いため、縦横の比率が2倍未満になる封筒のことを指します。

就職活動の履歴書を送付するときや、ビジネスシーンでは契約書などの重要書類の送付に利用され、他にも冊子など大き目のものや厚みのあるものを入れることができます。

但し、角形封筒は長形封筒とは異なり、定形外封筒であるため、郵送する場合は厚さによっては料金が高くなりますので、注意が必要です。

角形封筒のサイズ展開は、以下のとおり12種類です。

名称 読み方 サイズ(㎜) 規格 主な用途
角形B3号 かくびーさん 375×525 定形外 A3やB3サイズが折らずに入る
角形A3号 かくえーさん 320×440 定形外 A3やB3サイズが折らずに入る
角形0号(角0) かくぜろ 287×382 定形外 B4がそのまま入る(大きめ)
角形1号(角1) かくいち 270×382 定形外 B4がそのまま入る
角形2号(角2) かくに 240×332 定形外 A4がそのまま入る(大きめ)
角形A4号(角0) かくえーよん 228×312 定形外 A4がそのまま入る
角形3号(角3) かくさん 216×277 定形外 B5がそのまま入る(大きめ)
角形4号(角4) かくよん 197×267 定形外 B5がそのまま入る
角形5号(角5) かくご 190×240 定形外 A5がそのまま入る(大きめ)
角形6号(角6) かくろく 162×229 定形外 A5がそのまま入る
角形7号(角7) かくなな 142×205 定形外 B6がそのまま入る
角形8号(角8) かくはち 119×197 定形外 B5横3つ折り

定形郵便と定形外封筒とは?

定形・定形外郵便って何?

定形郵便と定形外郵便は、取り扱い可能なサイズと重さが違うだけで、どちらも重さでその運賃が決まり、サービス内容に違いはありません。

「定形郵便」とは、定形郵便物の条件を満たし、84円切手(または94円切手)を貼って郵送できる封筒で送る郵便のことで、それ以外の郵便のことを「定形外郵便」と言います。

規格に収まっている郵便物が「定形郵便」で、収まっていないのが「定形外郵便」です。

定形郵便の条件:
サイズ:14~23.5cm(長さ) × 9~12cm(幅) × ~1cm(厚さ)
重さ:~50gまで
定形外(規格内)郵便の条件:
サイズ:~34cm(長辺) × ~25cm(短辺) × ~3cm(厚さ)
重さ:~1kgまで
定形外(規格外)郵便の条件:
サイズ:縦60cm及び、縦+横+高さ=90cm
重さ:~4kgまで

定形郵便・定形外郵便の料金

定形郵便と定形外郵便では料金体系が異なっているため、以下の表を用いてしっかりと確認してきましょう。

上記の封筒まとめ表の「規格」にて「定形」もしくは「定形外」と記載しておりますので、そちらと照らし合わせて確認ください。

(※)角形封筒の場合は、定形外郵便のみであるため、下段を参考にしてください。

◆ 定形郵便の場合:
重量 ~25g ~50g
定形郵便 84円 94円

※サイズ:14~23.5cm(長さ) × 9~12cm(幅) × ~1.0cm(厚さ)の場合

◆ 定形外郵便(角形封筒全般)の場合:
重量 ~50g ~100g ~150g ~250g ~500g ~1kg ~2kg ~4kg
規格内 120円 140円 210円 250円 390円 580円 取り扱いなし
規格外 200円 220円 300円 350円 510円 710円 1,040円 1,350円

※サイズ(規格内):~34cm(長辺) × ~25cm(短辺) × ~3cm(厚さ)の場合

    (規格外):縦60cm及び、縦+横+高さ=90cmの場合

定形・定形外封筒については、以下記事にて詳細まとめておりますので、ご不明な方は確認してみてください。

定形外郵便と規格外郵便ってなに?知れば得する封筒の豆知識!
郵便物は「定形郵便」「定形外郵便」「規格外郵便」と3種類を分かれており、郵送する書類のサイズに合った封筒を使えば、お得に郵送することが出来るのです。そこで今回は「定形」「定形外」「規格外」の意味合いを正しく理解して頂き、郵便をお得に活用する方法をご紹介していきます。

A4サイズを送る場面に合わせて封筒を使い分けよう

封筒を使い分ける方法とは?

A4サイズで書類を送付する際には、郵送料金を考慮して封筒を使い分けていくとコスト削減につながります。

上記でご説明した通り、A4サイズの書類を「折り曲げたくない時」や「5枚以上同封したい時」には、たとえ郵送料金が割高になっても、角形2号封筒を利用するとよいでしょう。

また、A4サイズの書類が5枚以内であり、かつ折り曲げても良い場合には、長形3号を利用して郵送料金を削減していきましょう。

規格 郵送料金
角形2号 定形外 120円
長形3号 定形 84円

(※)A4用紙1枚は約4g、封書で使われる封筒は5g程度で計算

社用封筒は封筒印刷で作り、コストを削減しましょう

社用封筒は封筒印刷で作り、コストを削減しましょう

封筒を適切に使い分ける以外にコストを削減したい場合には、社用封筒を市販ではなく印刷業者へ委託する方法があります

ただ、依頼するにあたりどのようなことを確認する必要があるのか、不明な方も多いと思いますので、以下にて注文方法を4つのステップでご紹介していきます。

封筒印刷なら専門店へ!安さと高品質の封筒印刷製作所
封筒の作成・印刷なら価格が安い封筒印刷製作所でご注文ください。好きな文字や写真が入ったデザインをフルカラーでプリント可能。ノベルティに最適です。各種封筒を取り揃えています。

事前に注文金額例も表示されますので、予算に合わせた枚数でオーダーすることも可能です。

STEP1:封筒の用紙を選ぶ(クラフト紙)

封筒の用紙を選ぶの画像

このステップでは、封筒の用紙を選ぶことが出来ますので、クラフト紙を選ぶとよいでしょう。

STEP2:封筒の仕様を選ぶ

角形2号_注文説明

ここでは、「紙の色」「紙の厚さ」「シール・のり加工」「郵便番号欄」を選ぶことが出来ます。

厚さについては、以下のようにすると中身が透けないのでオススメです。

クラフト紙:85g/m~
白色:100g/m~

また、+3円/枚でテープを付けることが可能で、貼付工数を削減するためにもつけておくことをお勧めします。

STEP3:印刷と注文内容を選ぶ

封筒印刷データの選択方法

事前に封筒のデータをお持ちの場合には、より簡単に作成することが可能です。

文字入れはもちろんですが、ロゴデータを入れることやカラー印刷することも可能なので、幅広く対応することが出来ます。

STEP4:納期と数量を選択して次へ進む

1回あたりの発注枚数が増えれば、1枚当たりのコストが安くなります。

市販封筒は約15円/枚程度なので、300枚以上まとめて注文すると市販封筒よりも安価に購入することが可能。

住所記載の工数やのり付け工数が削減されることも加味すると、経費削減効果は大きいものになります。

上記すべてのオプションを付けても、一枚あたり13.2円/枚で作成することが出来るため、100円ショップで購入するよりも安価に良い品質の封筒を調達することが出来ます。

是非この機会にご検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

まとめ

効率的に郵送するために、「封筒のサイズ」に注視してみると、コストを削減するための手がかりがあるとご理解いただけましたでしょうか?

現在郵送している書類についても、是非一度「同封枚数」や「折り曲げ要否」などを確認されてみるとよいのではないでしょうか。

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